7月4日(金) |
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広島から福岡に行く夜行バスが最初に止まったのがここ関門橋だった。朝5時頃で、橋の向こうに下関港が見えた。ここで20分くらい止まり、ここから福岡までは後2時間くらいかかったと思う。 | ||
夜行バスは博多駅の隣にあるバスターミナルが終点になっていた。朝7頃付いたら、博多駅の広場に博多祇園山笠の山車が置いてあった。早い時間だったので、街の店は殆ど開いてなかったため、まず博多港まで歩いて行った。カメリアラインと言う船は、釜山と福岡をつなぐ航路で、この船が韓国へ行くんだと思いながら写真を撮った。この日の天気は雨の後晴れたのですごく言い景色だった。オーストラリアからヨートで来た人がいて、ハローと声をかけて見た。ずいぶんのんきなやつだなと思った。 | ||
左の写真は、釜山までの高速フェリーで、釜山まで4時間だそうだった。船で4時間の距離だったら、晴れた日なんか見えるんじゃないの? | ||
俺はここ福岡から釜山へ行くんじゃなくて、下関から行くつもりで、その船は夜6時頃出るから午後までは福岡市内を見物することにした。また雨が降り始めている街を、デパートを中心に回った。福岡はさすが韓国人の観光客が多いらしい、街を歩いていたらあっちこっちで韓国語が聞えて来た。 | ||
博多駅の観光案内所で釜山へのフェリーの切符を予約した。最後だから1等室を予約して静に帰りたかった。下関へのバスは博多駅の隣のバスターミナルから出ていて、朝広島から付いた同じ場所だった。ここから下関までは1時間40分くらいかかったと思う。 | ||
下関に着いて、まずターミナルへ行き、乗船手続きをした。手続きは10分くらいで終わった。手続きを終えターミナルを出ようとする俺に、記者っぽい人が話を欠けて来た。私はこの時友達からもらった、日本サッカーチームのユニフォームを着ていたから、日本人だと思ったそうだ。ここ下関から釜山への船には、多くの韓国人が乗っていて、その多くは日本の物を手荷物として輸入し販売する人たちだ。それについてどう思っている?との質問だった。そんなつまらないことで騒ぐなよまったく・・・数的には韓国人が多いだろうけど、中には日本人もいるんだよ。みんなこれでもやって生きて行こうとしているのに、罪人扱いで小心者やろう! | ||
旅客ターミナルから出て、最後の晩餐でも食べようかと思い、通行人に美味しいふぐ料理やを知っているかと聞いたらみんな知らないと言う。下関はふぐ料理が有名だと聞いたから絶対夕飯はふぐだと決めていた。仕方なくある店に入って注文した、ふぐちり焼きと地酒のビールを日本ほど、しかしこれがちょっと高かった、7000円・・・今まで殆ど毎日一色平均700円くらいの食事をしたのを考えると、これはすごい金額だった。だけど、最後だからまあいい!と思った。 | ||
船が港を出て、下関湾をくぐり出て行った。船には韓国人の学生旅行者も何人か乗っていた。声をかけたらびっくりする。日本サッカーユニフォームを着ているからまた日本人だと思ったそうだ。船の中にはレストランもあり、小さい免税店もあった。夜になってレストランでまた一食食べ、自販機で朝日の缶ビールを5つくらい出した。免税店だから値段も安いし、もう釜山に着いたら朝日のビールなんか飲む機会もないだろうと思ったし | ||
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- 終 -
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