6月21日(土)

 
奈良駅

京都を出て、車で1、2時間ほど走ったかな、奈良駅に着いたよ。駅の中に入ってパンフレットでももらおうかなと思ったら、意外と韓国語のパンフレッドもあってちょっと驚いた。韓国からの観光客も多いからだろうね。

とにかく駅の駐車場に車を入れて、東大寺の方に歩いて行くことにしたんだ。地図で見たら駅から東大寺まではそれ程遠くなかったからなんだ。多分20分くらいの距離だったと思う。

   

東大寺
昨夜、ウタノユースで会ったある日本人が、東大寺はとりあえずでかいから見る甲斐はあるだろうと言ってくれたから来たけど、うん・・本当に大きかったけど、それほど感動はなかったな~左に鹿の写真があるよね?東大寺では鹿が放し飼いされているから、観光客から餌をせびるんだよね。俺も何かの鹿用のお菓子を買ってやってた。でも少しは俺も食べちゃった。

   
   

   
左は東大寺の大仏だけど、もちろん貴重な遺産だろうけど、俺は右の写真にある木造の方がもっといいなと思う。多分この境内の柱に穴が空いていて、そこをくぐる学生たちが何人かいたと思う。なんと書いてあったっけな~その穴をくぐると元気だとか、幸せだとかだったよな。

法隆寺
 
ここが日本最初の世界遺産として登録された法隆寺だよ。法隆寺のほかの建物も意味は大きいけど、一番大きいのは写真右の建物の壁に書いてあった、金堂壁画だろう。俺もこれを見に来たけど、これはもう火事でなくなったと言う。

   
法隆寺の建物の中で、一番私の目を引くのは金堂だったよ。金堂壁画がなくなったのは残念だけど、金堂の建物も写真のようなものがあって、それに時間を感じさせるものだったからずっと見ていた。俺龍が好きなんだから・・・
   

   
これは金堂とは違って、法隆寺の入口の建物の両側にある木造で、大変怖い顔をしていて、昔から法隆寺を守ってくれたような感じがする木造だった。

   

金堂壁画
 

法隆寺の境内の中で売っている、金堂の壁画の葉書だよ。この写真を見た瞬間、本当に優しい仏さまのお顔はこれなんだと思った。なんでこれで法隆寺が世界遺産になったのかはっきり分った上に、これを書いた高句麗のダムジンと言うひとは本当にすごいなと思った。写真で見ただけでもこんなに感動するのに、実物で見たらもっとすごいだろう。

こんなすごい遺産をあれだけ几帳面な日本人が火事で焼け失ったことは信じられない、しかも境内の中にある博物館では金堂の壁画がどこから来た人の作品かについては言及していない。

   

長島
 
奈良の法隆寺で、たとえ葉書の写真だったけど、金堂の壁画の美しさが分り大満足してから、奈良を後にした。ここ長島は、温泉地で有名で、もしかしたら温泉に入れるかもしれないとの期待で来たけど、もう着いたのが遅い時間で、大通沿いのコンビにでお弁当を買って、写真の風景が見える所で食った。

   
橋の見える所は、堤防になっていて、そこから橋の写真を撮ったり、うろうろしてからまた車を走らせた。今回の旅行では殆ど夜に車で移動するのが多かった。次はどこだろう、夜の道を一人で車を走らせるながら俺はなにを考えたのだろう、もうこの旅行記を書き始めて一年以上経っているから、この時の記憶も薄れてしまったのさ。